モバプログラムは「自分の能力を設計し、実行していく」という設計思想によって大学教育をするプログラムです。 モバ大生の行う作業は大きく2つです。一つは「知識をデザインすること」、そしてそれを客観的に「証明すること」です。 知識のデザインは、「知識を運用する」と「知識を獲得する」という2つのサイクルで進むようになっています。この2つのサイクルを設計するプロセスが「ベースデザイン」「研究計画」「資格計画」という4つの作業工程です。知識を運用することを設計するプロセスが「研究計画」「資格計画」であり、知識獲得を設計するプロセスは「学習計画」です。この2つのサイクルをコントロールする機能をベースデザインが担います。 さらに、知識をデザインを社会的に証明する手段がポートフォリオというプロセスで生成されます。以上の5つのプロセスがモバプログラムを構成しています。 モバ大生として、どのような活動を行っていくのかという「基本的な方針」を設計するのがベースデザインです。常に更新できますから、一度決めたベースデザインはどんなことがあっても変えられないというものではありません。あくまで、「方針」に過ぎません。
モバ大生の活動の中心となるカリキュラムが研究計画です。研究計画は1年タームで設計され、フォームへ書きこむことで研究の方針を明確にしていきます。モバプログラムにおける研究の定義は
- 研究に必要な知識が明示できる
- 枠組みを計画した後に実行する(仮説立証型)
- 新規性がある
- 先行研究を提示する
という4つの条件で、これらの条件に適合した研究である必要があります。 学士号や各種資格を取得するための計画を立てるプロセスです。主に学士号や各種資格を取得するために必要な知識を明確にし、スケジューリングすることになります。
学習計画とは、「研究をしていく上で必要な知識」と「資格を取るために必要な知識」を実際にどこの教育機関で取得するかを細かくけいかくするプロセスです。
上記の4つのプロセスを通じて行ってきた「知識のデザイン」を社会的に証明するためのデータを生成するプロセスです。
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